相談会場

メインは下記の施設の会議室等のレンタルスペースを、相談予約をお受けしてからお借りしています。下記以外の相談スペース、ご希望のカフェやファミレスのご利用もできます。

○ 玉野産業振興ビル ○
  玉野市築港1-1-3

🌷 ZOOMでの相談もお受けしています。
 事前にZoomをインストールして頂く必要がございます。
まだインストールをされていない場合、以下からインストールできます。]
 Zoomインストール(無料)

https://zoom.us/download

玉野産業振興ビル
3階にあるグループ研究室を借りて相談しています。
キーウィフルーツの花

寝る前のリラクセーション

とりたてて悩みごとや考え事があるわけでもないし、スマホを寝る直前まで見ているわけでもないのに、布団に入って30分経っても1時間経っても眠れない。しかも途中で目が覚めると、その後はしばらく眠れないんです。

年齢に関わりなく、こうした悩みをお聞きすることが最近増えています。たまに眠れなくなる程度の私でも、眠れない辛さを体験することがあります。不眠で悩まれる方には、それがほぼ毎日繰り返されるわけですから大変に辛いことでしょう。

不眠の原因、対処法はいろいろあります。が、共通して言えることは、寝る時間になっても自律神経が乱れて交感神経が優位になっている状態なので眠れなくなっているのです。
交感神経の働きをやわらげ、副交感神経を優位にするための方法のうちの1つ、簡単な方法を今日は紹介します。
それは、「448呼吸法」です。布団の中で寝た状態で、この「448呼吸法」を4回ほど繰り返しておこなってみましょう。リラックスできる副交感神経に働きかけることでリラックスができ、質の良い睡眠をとることができます。
皆様に紹介する前に、私自身が数日間試してみました。すると、3日目あたりに効果が出てきました。久しぶりに、ぐっすりとよく寝られたという爽快感を起床したときに感じられました。もちろん、寝つきもすこぶる良かったです。
では、「448呼吸法」のやり方を説明します。① 息を吐き出した後に、鼻から4秒かけて息を吸います。② 次に、4秒息を止めます。③ 止めた息を鼻から8秒かけて、ゆっくり吐き出します。一気に息を吐き出して、後は息を止めて8秒にならないよう、8秒かけて同じスピードでゆっくりと息を吐き続けてください。
①~③を3回か4回ほど繰り返してみましょう。頭の中で、1・2・3・4と数を数えながらおこなうといいですね。

2024/11/25

意識的な思考や指示が、無意識の反応や行動に影響を与える

 私は現在、生成AI(ChatGPT)の学びを進めています。その過程で、AIが膨大な情報と知識を持っていることを実感すると同時に、人間の脳も同様の構造を持っているのではないかと感じるようになりました。AIと人間の脳の間には、多くの情報を処理し、学習するという共通の特性があると考えています。 
 人間には意識と無意識(潜在意識)があり、無意識についてはいくつかの考えが流布しています。脳の働きを記した書物からの学びやAIの学びを通して、私は、意識と無意識が脳の働きから成り立っているのではと思うようになりました。 そして、意識はAIに指示を与えるプロンプトのようなものだと思います。それは、抽象的で不明瞭な指示をAIに与えると、思うような回答は出力されません。明確で的確な指示を与えれば、素晴らしい回答を出してくれます。このことから意識をうまく使うことで、つまり意識が的確な指示をすることで、無意識の中で起こる感情や思考、行動をコントロールできる可能性があるのではないかと感じています。 
 繰り返しますが、意識がどんなプロンプトを出すかによって、無意識の反応や行動が変わるかもしれないのです。こんな風に、意識をうまく活用することで、自分の成長や行動の改善に繋がるのではないかと思うのです。
 さらに、AIに指示するプロンプト作成を学ぶ必要があるのと同じように、意識が的確な指示を出すためには学びが必要だと思います。例えば、自分がストレスを感じたとき、意識的に「深呼吸してリラックスしよう」というプロンプトを出すことができれば、無意識に起こるストレス反応を和らげることができます。
 もう一つ例をあげると、仕事の締め切りに追われているとき、意識的に「一つずつタスクを片付けていこう」と指示することで、無意識に感じるプレッシャーを軽減し、効率的に作業を進めることができます。 
 このように、意識が的確な指示を出せるためには、自分自身を理解し、適切なプロンプトを学び、習得することが大切です。自己認識を深め、適切な対応方法を学ぶことは、効果的な自己管理やストレス対処に繋がります。意識を効果的に活用して自分の成長や行動の改善に繋げていきたいとは思いませんか。
 

 

2024/6/9

多様化しているメンタル不調の原因


ご存知でしょうか⁈ 
心の病気で通院や入院をしている人の数は、約615万人だそうです。(2020年厚生労働省の患者調査より)。20人に1人という割合になります。

メンタルの不調は、決して特別なこととは言えない状況です。この原因は、企業サイドの知識不足や戸惑いが早期発見や適切な対応を遅らせていること。さらに、従来に比べると、職場にメンタル不調の引き金になる要因が大幅に増えていることなどがあげられるでしょう。

このような状況を改善するためには、企業や組織が積極的にメンタルヘルスケアの取り組みを行う必要があります。その中でも、メンタルヘルスの専門家である相談担当者を置くことが、非常に重要です。

メンタルの不調に苦しむ従業員がいる場合、専門的な支援とアドバイスを提供することで、早期に対処し、効果的なケアを提供することが可能です。また、相談担当者は、従業員のプライバシーを尊重しながら、オープンで安心して相談できる環境を整える役割も果たします。

これにより、従業員がストレスや心の負担を抱えている場合でも、積極的に支援を受けることができ、生産性の向上や職場環境の改善につながります。企業がメンタルヘルスケアを真剣に考え、相談担当者を配置することは、従業員の健康と幸福だけでなく、組織全体のパフォーマンス向上にも繋がる重要な一手です。

2024/5/8